ピンずれ案件を早期に発見する
(この記事ではウーバーイーツでの配達時の説明をしておりますが出前館での配達でも同様に対応可能です)
配達を行う上で、最も多いトラブルは、配達先が見つからない(通称ピンずれ案件)でしょう。
原因は、「ウーバーアプリのバグ」や「お客様の入力モレや間違い」等です。
「ピンずれ」は様々なパターンが有るので、一概に対応方法を決める事は出来ませんが、私が常に対処している方法をお伝えして参ります。(今まで数千件の配達を行った上での最善策)
ウーバーイーツの場合、配達先を確認出来るのは、商品をピックアップ(店舗から配達品を受け取り)してからになります。
なので、商品を受け取り、配達先に出発する前に、ウーバーアプリの地図を(配達先のピン位置を拡大して)確認します。
(ピン位置に着いてから「ピンずれ案件」に気が付くと大幅な時間のロスに繋がります。更に配達先付近でモタモタしていると、お客様も道に迷っていると思い電話を掛けて来る事も多い。焦りますので、冷静に対応するのが困難な状況になるので出発前に確認がオススメ)
ウーバーアプリの地図を(配達先のピン位置を拡大して)確認した時に、市役所や警察署や駅や道路や公園にピンが立っている場合は「ピンずれ案件」の可能性が高いです。また、町名にピンが立っている場合も「ピンずれ案件」の可能性が高いです。(空地などにピンが立っている場合は、ピン位置が正しくて新しい建物の可能性も高い)
また、地図を拡大すると、建物名(マンションやハイツ)が表示されますが、稀に地図に記載されている建物名が間違っている場合も有るので注意が必要。
また、ピン位置の住所が、お客様が入力した住所と異なる場合も多いです。(お客様が入力した住所が正しい場合が殆どです)
下の画像のマークで表示された住所が「ピン位置の住所」です。
ピンずれ案件の対応方法
ウーバーアプリとグーグルマップを連動させている方が殆どと思われます。その場合、ウーバーアプリに連動させている地図アプリも「ピンずれ」位置を表示するので、ヤフーマップのアプリを開きます。(ヤフーマップは地図に番地まで表示されるので使い易いです。事前にアプリをスマホにダウンロードしておきましょう)
ヤフーマップ内の検索窓に「正しい住所を入力」して正しいお届け先を確認出来ます。
ウーバーイーツのアプリ内はコピペ出来ないので、ヤフーマップの検索には手入力が必要になります。その時に「住所の地名が読めない」為に入力できない時が有ります。その様な時に、郵便番号を入力すると住所をコピペできるサイトが有るので「お気に入り」などに登録しておくと便利です。
郵便番号を入力すると住所をコピペできるサイト https://yubin.ko2.info/num.html
市役所や警察署や駅や道路や公園にピンが立っている場合は「ピンずれ案件」の可能性が高いので、その場合は出発前に、ヤフーマップで調べる。それでも分からない場合は、お客様に電話かチャットで確認しましょう。
建物名は分かっているが、ピンずれの場合は、「建物名 住所」でヤフーやグーグルで検索すると、住所や地図がヒットするので、それで探せます。
お客様が住所も建物名も入力していない場合で、ピン位置もズレている場合は、お客様に電話かチャットで正しい住所と建物名を確認する以外、方法が有りません。私の場合、まずチャットで連絡してみて、返信が無ければ電話で連絡しています。
チャットの入力を早くする為に、定型文書の登録をスマホにしておくとスムーズです。
私の定型文は「ピン位置に到着しました。大変お手数ですが、建物が特定できませんので、ご住所、建物名を教えて頂けますか?」や戸建ての場合は「ピン位置に到着しました。大変お手数ですが、建物が特定できませんので、表札のお名前を教えて頂けますか?」や部屋番号が不明の場合は「ピン位置に到着しました。大変お手数ですが、お部屋番号が確認できませんので、お部屋番号を教えて頂けますか?」です。
ウーバーイーツの場合、お客様に電話が出来るスマホは、ウーバーアカウントに登録している電話番号だけです。登録以外の電話番号からは電話出来ませんので、注意が必要です。(登録電話番号の変更は即時可能です。ウーバーアプリ登録しているスマホからログインして、アカウント編集を開いて新しい電話番号に変更するだけです。その時に新しく登録するスマホに認証番号が届くので入力すれば完了)