原付1種(50CC)と原付2種(51~125CC)(AT小型限定普通二輪)の両方で配達業務を行ったので、どちらが配達に向いているのかメリットデメリットをまとめました。
車種は、原付1種はジョグ(AY01) 原付2種はディオ110(JK03)
結論を先に申し上げると、1年以上配達業務を行う予定なら、原付2種がオススメ。取り敢えず長く配達業務をする予定が無いなら、安い原チャリ(50CC)で十分です。
原付2種(51~125CC)の最大のメリットは、原チャリと比較すると路面から受ける振動が少なく、長時間でも疲れない。また、運ぶ料理も受ける振動が少ないのが良い。
原付1種(50CC)のメリット
自転車より、疲れないので長時間の配達が可能。
車体が安い。
燃費が良い。ジョグ(AY01)は1ℓ=53km実際に走る。
普通自動車免許で乗れる。
原付1種(50CC)のデメリット
2段階右折、最高時速30kmの制限有り。
路面から受ける振動が大きい。
登り坂や追い越し時のパワー不足。
原付2種(51~125CC)のメリット
原チャリ(50CC)よりも路面から受ける振動が小さい。
右折は普通自動車と同じ。(法定速度も普通自動車と同じ60km)
街中で自動車の流れに付いて行ける(登り坂や追い越し)
燃費は悪くない。ディオ110(JK03)は1ℓ=46km実際に走る。
原チャリ(50CC)と同じ保険料で済む(自賠責やファミリーバイク特約)
2人乗りが可能。
ディオ110(JK03)はキーレスエントリーで超楽チン。
原付2種(51~125CC)のデメリット
普通自動車免許で乗れない。(普通自動車免許を持っていれば、教習所に行く期間は2週間位で、費用は8万円位)
車体が原チャリよりも高い。(ジョグ(AY01)は税込170,500円。ディオ110(JK03)は税込242,000円。価格差71,500円)
原チャリ(50CC)よりも一回り大きくて、重量も増える。(ジョグ(AY01)は78kg。ディオ110(JK03)は96kg)
高速(自動車専用道路)は乗れない。
以上の結果から、とにかく快適なのは原付2種です。(2段階右折無し、速度制限は普通自動車と同じ。街中を走る上でパワー不足を感じる事無し(上り坂も追い越しも楽)。デメリットはコストだけです。
なので、1年以上配達業務を行う予定なら、原付2種がオススメ。取り敢えず長く配達業務をする予定が無いなら、安い原チャリ(50CC)で十分です。
取り敢えず配達業務を始めてみて「自分に合っている。楽しい。と感じたら長期間やろう」と思っている方は、原チャリ(50CC)で始めて、それが潰れる頃(新車購入7年後位?)に原付2種に変更するのが一番コスパが良いです。
既に原付2種の運転可能な免許を持っている方は、原付2種で始めるのが良いです。